今日は重たい話題になりますが、この一か月に起きた出来事を記したいと思います。
私は今ミニチュアシュナウザーのマーチと暮らして11年半くらいになります。
とても性格のいい子で、言葉も通じているなと感じることが多々あります。
またお家では一切オシッコもウンチもしないので、ザーザー雨が降ろうが、雪が降り積もる位寒ーい日であろうが、365日のお散歩は欠かせません。
それにお散歩が一番好きな子なので、正直ザーザー降りな時はお家で出来るワンちゃんが羨ましいな~と思ったことは何度もありますが、当の本人は楽しみにしているし喜んでるので必ず行っています。
そういう時はお風呂場に直行!し、シャンプーしてあげます(o^―^o)
人好きで、座っていると体をベターとくっつけてから横で丸まって寝ているような甘えん坊なので、たまに会う小学生の甥っ子も、マーチに会いたいから行こうって言ってもらえるくらい、みんなに愛されています。
そんな大事な家族のマーチが、9月終わり頃背中を丸くして、オエッ、オエット吐くような行動が見られ、でも何か吐くわけではなくて、消化器官に何か詰まっているような感じなのかなと気になり始めていました。
そして10月に入り一緒に食卓のテーブルを囲んでいた時に、舌を出してヘッヘットと息があがっていることがあり、心肺に異常でもあるのかなと心配になってきていました。
その二日後の早朝、母がお土産を届けに来てくれた時に、誰か来たってことで喜んで玄関に向かってドアが開いた時に、よれよれーってよろめいて力が抜けたように倒れかけたんです。
「マーチ!」って二人で呼び叫び、すぐに起き上がってくれたので安心したんですが、その翌々日も「マーチ!」て叫ぶくらいなことが続きました。
母が来てくれた翌日は雨で、雨の中の散歩でびしょ濡れになったので、一緒にお風呂に入り洗ってドライヤーしてやれやれとリビングにいたのですが、かなり疲れちゃったようでクッションにアゴをのせ、後ろ足を伸ばしたまま30分も同じ体勢でした。心臓にでも負担がかかってるのかなと心配になり、一週間程の間に心配な瞬間がいくつか重なってきたので病院に行き検査をしてもらったら、心臓の僧帽弁が閉じなくなっている為に血液の逆流が起き肺水腫を起こしてしまっているという状態でした。
レントゲン写真を見ると真っ白。
水が溜まっているからだそうで、これを取り除いてあげないと命の危険な状態だと診断されてしまいました。
そんな状態だとは思ってもいなくて、苦しいんだろうな~と思うと
涙が自然に溢れました。止めようと思っても止まりませんでした。
注射での治療に通うか、入院して酸素室に入って肺の水を抜く治療をするかの選択を迫られ、お家の方がいいに決まっているけれど、体に酸素が送れない、溺れている時のように苦しいんだろうな、可愛そうでとても連れて帰るとは言えませんでした。
毎日面会に行き、酸素室の前に行くと、私の顔を見たとたん!悲鳴をあげて開けろってドアを両手でガチャガチャします。
切な過ぎて・・・
何でこんなところにいるのか、何で私を置いていくのか、理由を伝えられない辛さと切なさと、お散歩でしかおしっこをしない子なので、その中でしていいんだよ、我慢しなくていいんだよって伝えられないもどかしさと、うるうるした目で私を見つめるマーチと見つめあっていると、涙がドーっと止まりませんでした。
面会の度にこんな調子で、ペットごときでと思う方も沢山いらっしゃるとは思いますが、いざ自分がこういう経験をしてみると、こんなに心配したり泣いてしまったり、淋しさや悲しさを感じたり、ぐちゃぐちゃな自分になってしまって、こうしてブログを書きながらも涙がぽろぽろとこぼれてきます。
まるで自分が産んだ子かなと思うくらいな気持ちです。
なんとか退院は出来ましたが、心臓の病気が治ることはなく、死ぬまで薬を飲まないとならないと言われてしまいました。
退院して丁度一か月が経った今朝、おしっこをさせてあげようとお散歩に出ました。以前はもっと時間をかけてお散歩したのですが、心臓が悪いので用を済ませたらさっさと帰るようにしていました。でも今朝はお天気も良かったので、休憩を兼ねて大好きな公園で黄色く色付いた紅葉を一緒に眺めました。
マーチ!もう少し左だって~
カメラ目線でお願いしま~す(^_^;)
お休みで自宅に居たから良かった、
またもやマーチの様子がおかしい。
朝はお散歩できたのに、ごはんもちゃんと食べてくれたのに、午後には呼吸が荒くなってきているのが判る、体で息しているので慌てて病院に行きました。
診断の結果、また肺水腫で左心房がパンパンになっているということで、また入院してしまいました。
マーチと迎えれた12回目の秋。
去年までは当たり前だと思っていたのに、今年は血便が出たり、足をくじいたり、何度病院に駆け込んだことか。
これからは増々毎日毎日が心配と緊張です。
マーチとお正月を一緒に迎えられることを祈っています。