薬の副作用を甘くみてはいけない

かれこれ20年以上の付き合いの友人の話です。

元々子供(息子)を通じて仲良くなったのですが、出会った当時から全然変わらず今でも気の合うお友達です。

子育ても終え、愛犬のお世話が生きがいの彼女、そんな犬の世話中心の彼女を数年前は心の底から理解できませんでした。

私も犬がいるのは同じ、でも旅行や外食に行って楽しむこともしていたのです。

けれど友人は、旅行やランチなどに誘っても

「犬を置いてけないからごめんね~っ」

てな感じでした。

 

月日が経過し数年後の年賀状に、家を出たので遊びに来てねとありました。

(。´・ω・)? 出た?ってどういう事?

離婚?

殆どの人は私と同じことが過ると思います(^^;)

落ち着いた頃に電話をしたら、ワンコと暮らす為の家を設計し注文住宅で家を建てたんだとの事でした。

そんなことからちょいちょい連絡するようになり、お宅に遊びに行ったり、可愛い犬の話をしたり、冗談話をして笑ったりするようになりました。

彼女は10年ちょっと前、下痢が続いたので内科に行き、下痢止めを飲むようになったんだそう。一年位通ってたらしいのですが、ある時神経性胃腸炎の人が心療内科に通っているという記事を目にし、私も行ってみようかなということで、心療内科にも通うようになりました。

内科や心療内科に通院し一年位経った時に、

心療内科の先生に

「あなたは主語がない、検査の結果多動性障害です」

と言われ、それ以降多動性障害の薬や睡眠導入剤、てんかんの薬、など薬漬けの生活が始まりました。

つまり10年位通っては薬を買ってきて、飲んでいる訳です。

今年の初めに友人から電話がきました。

エステの仕事をしているからということもあり、お肌の相談でした。

肌の乾燥と口が乾いてしょうがない、そして乾燥がひどい為に口角が切れて裂けてしまいとても痛いんだとのこと。

そしてまた医者に行って塗り薬をもらって塗っているんだとの事でした。

私はすぐに解りました。

唾液が出ないのも肌の乾燥も全ては血流が悪くなっているからで、その原因は薬の副作用からきているんだと。

唾液が分泌しなくなるほど血の流れが悪くなってしまってるなんて、おっかないなと感じました。

彼女の今の体の状態についてですが、

口の渇き、脈拍が50以下、低血圧、夜中のトイレ、足指の痺れ、足首から先が冷たすぎて痛い、食欲減退、不眠、白血球減少、病院通いに疲れ果ててる、などなど、こんな体と付き合ってるだけでもしんどいだろうなという程でした。

こんな状態では放っておけません。

先ずは飲んでいる薬を全て調べ、お薬それぞれの資料を見せ自分の目で読んでもらいました。

勿論無理には出来ないし、心の問題や気持ちもあるので、そこもちゃんと説明をし理解してもらえるように説明しました。

第一に!!彼女はどこから見ても多動性障害ではないですから、こんな薬を飲む必要が無いと思ったんです。一刻も早く止めないと、体がどんどん悪化し、廃人化していくと思いましたから。。。

ついついヒートアップしちゃいましたが、話は戻りますが、60歳手前で突然多動性障害だと言われたと聞いて、本当にビックリでした。

幼友達に話したら、全くもってそんなことないと言われたそうですが、私もそう思います。

 

彼女は私とたまに喋っていると楽しいと言ってくれます。

最近笑う事無いから、でも喋って久々に笑った~と言ってもくれます。

そう!笑うってとっても大事!

楽しかったぁ~って思える事、思える時間ってとっても大切!

笑いは免疫力を高めてくれます。

(彼女がそう思ってもらえたんだ~って伝えてもらえた私の心も幸せになりました。)

 

あれから。。。。

心療内科

内科

整形外科

全ての薬をやめたって連絡が入りました。

先生にももう飲みたくないですって伝えてきたそうです。

薬に頼る生活を10年以上してきたわけですから、止めることはとってもとっても勇気が要ると思いますが、飲みたくないなって気持ちもあったけど、きっかけがなかったしと言っていました。

 

私から、血流の大切さ、自律神経理論をこんこんと聞かされた今(^^;)WW

プラセンタドリンクと、メラトニンの分泌に効果のあるぐーすやぐーすや生活を続けてみたいと言って始めています。

結果はまだまだだと思いますが、それでも既に変化があったみたいで、

心療内科の薬をやめた翌朝!なんと!口の渇き消え戻ったと喜んでました。

血圧の上140台 下90~100

睡眠も3日目から違いを感じ、5日目からはすーっと深い眠りになったそうです。

そして、夜中起きなくなったとも(*^▽^*)

起きる度にトイレに行ってたんですって。(そりゃ寝不足になるわ~)

日中のトイレも遠くなったと喜びメールがきました。

 

まだまだ彼女の体調の変化を楽しみにしながら、彼女を安心させてあげながら励まし、愛犬話でもして仲良くしていきたいなと思っています。

体が辛い時に愛犬がいたことで、無理してでも起き上がっていたそうで、だから救われたと言っていました。

今の私も同じ。

私の帰りをめちゃめちゃ喜んで待っててくれるだけでも、嬉しいし、愛おしくてたまらなくなります。

数年前は理解に苦しみましたが、やっとわかることができました。

 

最後に彼女が飲み続けた薬です。

何かの参考になればと思います。

薬の副作用の怖さを甘く見ないでくださいネ。

★心療内科

①ロフラゼブ酸エチル錠1㎎

②アセモキセチンカブセル40㎎

③バルプロ酸ナトリウムSR錠100㎎

④インチュニブ錠3㎎

 

★内科

①ベニジピン塩酸塩錠

②ランソプラゾールOD錠

★整形外科

①ラロキシフェン塩酸塩錠

②エルデカルシトール